- SUBLATIONSってなに?
- 実際にSUBLATIONSのデニムを使用した感想は?
最近目にするようになった、SUBLATIONSというブランド。一体どういったブランドなのでしょうか?
今回は、SUBLATIONSのブランド解説をします。また、実際に定番のデニムを購入したのでレビューしていきます。
SUBLATIONS とは?

SUBLATIONS 3つのポイント
- 2020年設立の日本のブランド
- ディレクター・金山大成さん、デザイナー・中村泰貴さんのタッグ
- コンセプトは『相反する・矛盾するスタイルやディテールを、ファッションで表現する』
SUBLATIONSは、2020年にスタートした日本のブランドです。
ディレクターは、インフルエンサーである金山大成さん。デザイナーは、銀座のテーラーで活躍された中村泰貴さんというタッグで、ブランドが展開されています。
金山大成 さん
いま勢いに乗るインフルエンサーの1人。
URBAN RESARCH 入社後、インスタグラムをスタートし、そのフォロワー数は20万人を超える。
ブランド『SUBLATIONS』『h’eres(ヒアーズ)』等を手がけるディレクター。
個人的にも名古屋のイベントでお会いしたことがあります。とても素敵な方です。
中村泰貴 さん
独学での服作りを始め、文化服装学院卒業。
銀座のテーラーやデニムメーカー等で活躍後、『SUBLATIONS』をスタート。
SUBLATIONSのデザイン・企画生産・一部パターンを手掛けています。
ブランド名の由来であるsublationは『止揚』という意味であり、2つの相反する物がぶつかることで高次の物に昇華されるという、哲学用語です。アウフヘーベンというと、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
止揚は、ドイツの哲学者ヘーゲルが提唱した概念です。
画家である岡本太郎も、ヘーゲルに大きな影響を受けたと自著で述べています。なので、太陽の塔は、近未来的な万博のセットの中に無秩序で巨大な塔を存在させ、その相反する物のぶつかりあいから、高次の概念に昇華させようとしたのです。

話を戻しましょう。
SUBLATIONSのコンセプトは、『相反する・矛盾するスタイルやディテールを、ファッションで表現する』です。
SUBLATIONSのお洋服には、デニムだけどテーラード、超上質なニットだけどグラフィックなど、相反する要素が組み込まれています。
互いに異なる概念がデザインに落とし込まれ、高次のお洋服として両立しているのがSUBLATIONSの魅力だと思います。


また、素材はフォーマル用のウールやモヘヤ等、本格的な素材を用いており、他のZOZOTOWNやインフルエンサーのブランドとは一線を画す存在に仕上がっています。
そして、春夏・秋冬などのシーズンにとらわれず、「セクション(章)」という形でコレクションを発表しているのも特徴です。
SUBLATIONSのデニムを実際に購入!
それでは今回、SUBLATIONSの定番デニムを実際に購入したのでレビューしていきます。

- 上質なコットン素材・スラックスのようなハイウエストシルエット
- ズドンと太く、足のラインを拾わないので脚長に見える
- 綺麗めコーデ、古着と合わせやすいグレーカラー
- 本体が重いので、ハイウエストだと少し下がってくる
上質なコットン素材・スラックスのようなハイウエストシルエット!








SUBLATIONSの2タックデニムは、セクション03(SEC03)から展開されている定番デニムです。
ハイウエストで、腰回りに深いタックと浅いタックが2本入っていることがポイントです。これにより、腰のラインはスッキリ。太ももから膝にかけて余裕ができるため、足のラインを拾わない綺麗なシルエットになっています。作りはまるでスラックスのようです。
ハイウエストで履くため脚長効果があります。スラックスと同じように取り入れることで、コーディネートの丁度良い外しになってくれます。ラフにも綺麗めにも着用できる、汎用性の高い1本です。
サイズ感ですが、私は177cm・61kg細身で、サイズ1が丁度良いです。
実は、今回のデニムは中古で購入しています。元の持ち主が、極太のシルエットで履くために、サイズ3を購入してウエストをリサイズしています。
詳細なサイズは以下です。177cm・61kgで、丁度よく履けています。
サイズ3(ウエストをリサイズしています)
ウエスト 平置き 約39cm
股上 約37.5cm
股下 約68cm
ワタリ 約33cm
裾幅 約27cm
今回はウエストをリサイズしていますが、177cm・61kg細身でサイズ1が丁度良いです。
次に素材です。
素材はコットン100%の日本製で、岡山で縫製されたデニムを用いています。
触れるとしっとりと厚みがあるなめらかな手触りで、良いデニムであることがすぐにわかります。
私が購入したブラックモデルは、糊付けされておらず、ガッシリしていながらも程よくクタっと柔らかいです。Levis 501をもう少し厚い生地にしたような印象です。
公式サイトによると、太番手の糸を使用しつつ、打ち込み本数(糸の密度)を調整しています。
このため、ガッシリしていながらも程よい柔らかさを実現しているのだと思われます。
SUBLATIONSのデニムシリーズにはリジッドのモデルもあるので、そちらはパリッとしているかもしれません。
細かいディテールも見ていく



細かいディテールを見ていきましょう。
フロント部分はボタンフライです。Levis 501などにも見られる仕様ですね。ボタンには特に刻印等はありませんが、大きさが丁度良く、デニム生地も固すぎないので留めやすいです。
驚いたのはポケット裏地です。ここも手を抜いておらず、ベージュ色のヘリンボーン生地が用いられています。

思い出してください。通常のデニムの裏地は、白いコットンだと思います↓


一方で、SUBLATIONSのポケット裏地はベージュのヘリンボーン生地。高級感が溢れ、まるでオーダーのテーラードのようです。こういう裏地は、手が込んでいると愛着が湧くものですよね。
流線型のステッチや、縫い付けられたロゴパッチも絶妙。ポケットに手を入れた感覚も、なめらかで上質です。
細かい点まで気配りができている1本だと思います。
気になる点:ハイウエストデニムは、ずり落ちてくる
気になる点として1つ挙げるなら、ずり落ちてくる点です。
ハイウエストのパンツあるあるですが、ベルトで締めても、歩いているうちに段々ずり落ちてきます。その都度、直さなくてはいけません。特にデニムは通常のスラックスに比べて生地が重たいので、余計にずり落ちてきます。
ベルトでしっかり締めるためには、ベルトループがあと1つか2つ欲しい…。
ハイウエストの宿命ではありますが、この点は注意が必要だと思います。
まとめ
SUBLATIONSは、金山大成さんと中村泰貴さんが手がけるブランドです。
止揚という言葉をコンセプトに、相反する物を両立させたお洋服は、高度な次元で完成されています。
定番の2タックデニムは、生地感がとても上質で、シルエットが抜群に綺麗な1本です。裏地に至るまで手を抜いておらず、細かい点まで気配りがされているので、非常に完成度が高いと思います。
総じて、他のインフルエンサーブランドとは一線を画す存在だと思います。これからの展開も非常に楽しみなブランドです。
ぜひ購入のご参考に。
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