- ジャコットってなに?
- なんでジャコットがトレンドなの?

この秋冬はジャコットがトレンドって聞くけど、ジャコットって何?



ジャケットとコートを組み合わせた造語です。
今回は、ジャコットのトレンド解説とともに、
スーツの歴史を紐解いていきます。
ジャコットとは?
ジャコットとは、ジャケットとコートを組み合わせた造語です。
ジャケットのような見た目でありながら、
コートの温かさと機能性を併せ持つハイブリッドアウターを指します。
↓こんな感じですね。


ジャコットという言葉は日本の造語ですが、
パリやミラノの海外トレンドでは着丈の長いジャケットが増えてきています。






クラシック回帰の流れとともに、
ジャケットの着丈は燕尾服のように長くなってきています。
クラシック回帰の流れについてはこちら↓


クラシック回帰で着丈が長くなるのはなぜ?



なんでクラシック回帰でジャケットの着丈が長くなるのさ。



昔のジャケットを見ればわかりますよ。
一緒に見ていきましょう。







皆さんはフロックコートをご存知ですか?



フロックコートとは…?
フロックコートは、18世紀の貴族の正装として使われた服です。
当時はフロック=服を意味していました。
上の写真では着丈は膝丈〜太ももくらいまであり、非常に長いことがわかります。
フロックコートは、1850年代ごろからテールコート(燕尾服・イブニング)と呼ばれるようになり、夜間の礼装となりました。



着丈の長いフロックコートが、スーツのジャケットになっていきます。
フロックコート → モーニング



19世紀、イギリスでは乗馬がブームとなりました。
その際にもフロックコートを着ていました。



乗馬するならコートの前裾が邪魔やん。



なので前裾を切ってしまい、生まれたのがモーニングコートです。




モーニングは乗馬用の服で、乗馬は朝にやることが多かった。
このためモーニングと呼ばれるようになったと言われています。
かつてはフロックコートの代わりに着用されましたが、
第一次世界大戦以降、昼間の正装として扱われるようになりました。





モーニングは、現在も国家同士の席で着用される最上位の礼装です。



背中の着丈が長くて膝まであるぞ。



そう!なのでクラシックに回帰(古典回帰)すると
モーニングのように着丈は長くなるんですよ。



今のトレンドがクラシック回帰だから、
ジャケットの着丈が長いってわけか。
モーニング → ラウンジスーツ



あと少しスーツの歴史を紐解きます。



もう少しで現代のスーツになるのか?





1860年代の貴族は、食後にラウンジでタバコや談話をしていました。



昔の船にはスモーキングルームがあるよな。



そこで、座っても邪魔にならない服として、
着丈を短くしたラウンジスーツが生まれました。
これがスーツの元となっています。



ようやくスーツにたどり着いた!



まとめると、
1. モーニングのように、元々スーツの着丈は長かった
2. ラウンジスーツとなり着丈は短くなった(現在のスーツ)
3. クラシックに回帰すると着丈は長い傾向になる
というわけです!



クラシック回帰の流れ
→ ジャケットの歴史的に着丈が長くなる
→ どうせなら生地も厚くしてジャコットに
ってことか!
まとめ
ジャコットがトレンドとなっている理由として、
源流のコレクションと、クラシック回帰の流れ
そして、なぜクラシック回帰によりジャケットの着丈が長くなるかを見てきました。
そして、私は日本でのトレンドとして、もう一つ理由があると考えています。



円安や物価高騰です
昨今の家計への金銭的な負担もあることから、
2024年からのアウターは
ジャケットとしてもコートとしても使えるジャコットが
人気になるのは自然な流れだと思っています。
ぜひ購入のご参考に。
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